ピアノのレッスンをするのはなぜ?(その4)

~ 本格的なジャズピアノへの架け橋の役を担いたい!~

 こんにちは!J's ピアノ教室 講師の松下 淳(Jun Matsushita)です。
 前回に引き続き、なぜ私がピアノのレッスンをするのか書いていきたいと思います!
 第4回目の今回は、「本格的なジャズピアノへの橋渡し役を担いたい! 」です。

 ジャズピアノを勉強してみようと思った当初、私も教科書的な本を買ってきて、独学で頑張ろうと思いましたが、まったく知識のないところからでは、難しすぎて「わけわかめ!」でした。当然、まったく身に付きません。そのため、やはり、ジャズピアノを教えてくださる先生のところに通いました。
 今でも本格的なジャズピアノを流暢に弾く、というところまでは到達していませんが、それでも、テンションを含むコードによりジャズっぽいサウンドを作ることや、ジャズに欠かせないアドリブの基本は身に付きました。
 例えば、テンションを含むコードのボイシング(音の配置)にはパターンがあり、それを覚えると、ちょっとおしゃれな、ジャズっぽいサウンドが出ます。「ツー・ファイブ・ワン」(レッスンでは、この言葉の意味もお教えします。)のコード進行なら、次のようなボイシングが有名です。(KeyがCの場合)

ツー・ファイブ・ワンのボイシング楽譜(key=C)
ツー・ファイブ・ワンのボイシング例(key=C)

 このボイシングでは、ルート音を省き、Dm7では9thを、G7では9thと13thを、Cmaj7では9thをテンションとして加えています。これによって、ジャズっぽいサウンドが生み出されます。省いたルート音は、バンドならベーシストに任せます。一人で弾くときは、右手をこのボイシングで押さえて、左手でルート音をベースとして弾いたりします。
 このような、これまで私自身が習得してきた内容を、エチュードなどを活用しながら分かりやすくお伝えし、本格的なジャズピアノへの架け橋の役割を担いたい、と思いました。
 ジャズピアノにチャレンジしようと考えている方の、最初の一歩 ~ 中級くらいまでのお手伝いをさせていただければと思っております!(上級まではいかない分、「お気楽なレッスン」を心がけています!^^)

 ここまで、なぜ私がピアノのレッスンをするのかの4つ目の理由を書きました。
 次回は、「まとめ」を書いてみたいと思っています。
 よろしくお願いします!